ちょっぴり嬉しいことがありました。
今日、ちょっぴり嬉しいことがありました。
あたしは先期からKumと一緒に仕事をしています。Kumは他のテーマで仕事をしてたのですが、二期連続して異動願いを出してました。やってる仕事に対して、意義を見つけられることができなかったみたい。かちょ~はとても心配して、だめもとで、あたしと組んで仕事をさせたみたいです。
Kumと仕事してみると、今まであなた、何をしてきたの?とため息が出るくらい、仕事ができません。プレゼンや報告書、特許、一様するんだけど、スジが通っていない。ほとんど教えられてなかったみたい。
でも同時に、Kumのいいところをいくつも見つけました。
①社会のためになる仕事をしたいと、常に思っている。
②物怖じしせず、我慢強く、負けず嫌い。(北海道生まれです。)
③センスがいい?運がいい?
④科学的な考え方ができる。
特に③は、Kum自身も周りの人も気がつかないかもしれませんが、あたしはとてもいいものを感じてて、技術者として、十分な素養があるかも?と思うようになりました。
そこで、先期は、あたしが会社にいる時間の75%はKumのために使うことにして、報告書の書き方の指導や、あたしとやっている仕事の重要性(会社だけじゃなく、社会全体に対しても)をこれでもか~ってくらい説いてあげました。
すると、世界で初めて?と思うようなことがいくつも見つかり、とってもすごい成果があがりました。
あたしは、特許が好きなので、Kumに特許を書いてもらうことにしました。でも特許作成は難航を極めました。最初に書いてもらった原稿で、使える部分は5%ぐらい、何回も、何回も、何回も添削して、ちょっとずつ前進するけど、なかなかできあがりません。そして、〆切りの日、あたしは会社を休まないといけなくなっちゃって、今期は特許無理だな~と、思ってました。でも会社に出てみると、特許願いは提出済みで、内容も申し分がないものでした。
今日、Kumと今期の仕事について打ち合わせてて、「よく特許書けたね、あたし、もう無理だと思ってたんだ。」と言うと、Kumは、
「Caさん、私に何回、『特許書けるよ、大丈夫だよ。』って言ってくれました?二回や三回なんかじゃないですよ。あれだけ言ってくれたから、できたんじゃないですか。今までは特許書く意味が分からなくて、書くのも嫌だな~と思ってましたが、もう抵抗はなくなりました。逆におもしろいです。」
と言ってくれて、あたし、涙がちょっぴり出ちゃいました。
異動したいと言ってたのに、「今の仕事、2年はしたいです。」だなんて、嬉しいことを言ってくれるじゃないの。
今期は特許、課のてっぺんを目指しましょうね。でも一番はあたしだからね。
by ca_sanno | 2006-10-17 23:58 | あたし