出猩々に異変?
先週紹介した、春に紅葉する出猩々の葉っぱ(特に葉脈)にも緑が入り始めました。そろそろ紅葉は終わり、出猩々も夏の準備に入り始めたみたいです。
出猩々の写真をとってたら、とっても可愛い、小さな竹とんぼ?竹コプター?みたいなものが上を向いていくつも付いてるのが見つかりました。
そういえば先週、下を向いて咲いていた花がほとんどなくなってたから、これが実なのかな?調べてみると、やっぱり実でした。
これが噂の翼果です。紅葉の熟した実は二つに割れて、羽を広げます。竹とんぼそっくりなのは、形だけじゃなく、樹から落ちたとき、空中での姿勢も同じ。
中心のタネの部分が重りとなって、クルクル回りながら落ちていくんです。回りながら落ちるので、滞空時間が長くなり、風によって遠くに飛ぶことができるの。樹の根元に落ちても、うまく育たないものね。
やっぱり親離れが必要なんだよ。えらいね。
by ca_sanno | 2006-04-24 23:50 | お花