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あたしが研究所?う~ん、困った。

 あたしの新人のころの話をしましょうか。
 最初つらかっあたしが研究所?う~ん、困った。_f0055329_9584378.jpgたけど、最後は楽しかった販売実習が終わり、あたしが配属されたのは、研究所でした。へ、研究所?あたしが何をすればいいんだろう?同期は東の大学や、お茶っぱ大学や、昔の都の大学や、大隈さんや福沢さんが創った大学をでた人ばかり。大学のときに研究していたことも、なんだかすごそうで、田舎の大学をでたあたしはどうしていいのか?不安でいっぱいでした。
 研究所のある課に配属されて、四つのテーマを一週間ずつ研修をするんだけど、どれもチンプンカンプン。あんまり分からなくて、一対一で説明を受けてる途中に寝ちゃう始末。う~ん、困った。出社拒否社員になりそうでした。
 それでもあたしはあるテーマで研究を始めるのですが、最初の三日間で、従来の性能の100%アップの性能を出してしまったものだから、さあたいへん。先輩達が、半年研究しててもうまくいかなかったのにね。先輩達は、いろんなことに詳しいものだから、ダメだろうと思い実験をしなかった条件を、何も知らなかったあたしがやっちゃったからうまくいったみたい。発見や発明はそんなもんかもしれませんね。
 あたしのとりえって何?いろんなことが一様できて、いろんなものに興味を持ってるんだけど、どれも一番ではない。Caの専門は何?と聞かれたときにはいつも首をひねります。あれに関してはAさんの方が上手だし、これはBさんの方が詳しいし、、、でもあれはBさんより上手いし、これはAさんより詳しいぞ。
 結局、何か一つのことでNo.1でないにしても、得意なことを集めてみれば、総合で一番になることも可能なのかもね。
 エベレストほど有名でもないし、それほど高くもない、重要なのに誰も挑戦していない山や、難攻不落の小さな山が至るところにあること、それらの山に挑戦するのっておもしろいと思うようになったのは、しばらくしてのことでした。また、それらの山の存在自体に気付く人が少ないことにもね。

続きはまた、いつか・・・。

by ca_sanno | 2006-07-16 23:59 | あたし